先輩や専門家に聞こう

介護職のトラブルは基本的に職員、入居者、入居者の家族によるものが多いです。
人間関係もそうですし、高齢者が原因の事故もあるので、仕事中には気を抜けません。
介護職の現場は職員と入居者が家族のように和気あいあいとしていて、アットホームな所が多いですが、中には気難しい入居者もいますのでそのような高齢者のケアにあたるときには、先輩などから対応の仕方を教わったりして対策をしていくことがトラブル回避のポイントです。
介護職は高齢者のフェースシートに載っている情報だけでなく、高齢者自身の性格などもみて臨機応変に対応することが重要になってきます。
高齢者ごとに細かい注意点があるので、就職した時には先輩のアドバイスは聞き逃さないようにしましょう。
(介護職のトラブルについては、http://kaigo-kakekomidera.comのアドバイスも参考になります。)

次に高齢者の事故は、危険を予測して行動することが大切です。
業界でよく起こる事故ケースの事例集を見て行くと、似たようなケースが起きた時に注意を払うことが出来るようになります。
また、もうひとつトラブル関係で重要なことは防ぐことだけでなく、起きた時に正しい行動が取れるかどうかということです。
例えば、高齢者が転倒した時に直ぐに看護師を呼ばないで、見た目の状態が大丈夫そうだからと勝手にそのまま高齢者を起こして何事もなく過ごすのは問題があります。
高齢者は骨が弱い方も多く、転倒は打ちどころが悪い場合もありますし、見ためが大丈夫そうでも骨折をしている可能性も出てきます。
介護士が勝手に判断するのではなく、そのようなときには看護師などの専門家に見てもらうことが大切です。